木版画 嵐山雪花

木版画 嵐山雪花
井堂雅夫・画

2012年10月1日月曜日

創作日記

現在私は40年間の作家活動の集大成を見ていただけるような展覧会を企画しており、木版画制作の合間に、肉筆の作品にも取り組んでいます。

肉筆の世界は、対象が自由で規制もなく、自分の精神との対話をもとに描き上げていきます。木版画制作とはまた違った達成感と喜びを感じます。

今までにはあまり描かなかった琳派風の扇面や軸装作品、風呂先屏風などにも私なりの表現方法で取り組んでいます。
 
絵師としての振れ幅と日本文化が持つ美の再認識として、私の作家人生のまとめの挑戦として取り組んでゆく決意です。

 
 
日常の食生活の中にも美を感じます。京野菜を風呂先屏風に描きました。
 
 
30号のちりめんのキャンバスに清水寺の秋の風景に取り組みました。
今度は企業様のご注文で100号以上の絵にも取り組みます。
 


 
作品の表装風景です。
 
皆さんに見てもらうことを一番の楽しみに制作しております!
 
 
 

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