木版画 嵐山雪花

木版画 嵐山雪花
井堂雅夫・画

2014年4月30日水曜日

壬生狂言

京都の壬生寺では、国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の春公演が始まっています。


鎌倉時代より伝承される壬生狂言は、日本の伝統文化の継承が困難になりつつある中で、今日まで伝えられている民衆に根差した素晴らしい文化であります。



公演初日、その文化に尊敬の意味をこめて肉筆で描いた壬生狂言の人気演目である「炮烙割り」「土蜘蛛」を壬生寺に奉納させていただきました。

奉納式では貫主様にいろいろとありがたいお言葉をかけていただき恐縮いたしました。

壬生狂言とおなじく大衆に根差した伝統芸術である木版画に長い間携わってきた私としましては、壬生狂言の世界を木版画の技術でも表現してみたいと思っております。

奉納作品は5月1日から6日まで壬生寺で公開していただけるそうです。

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