木版画 嵐山雪花

木版画 嵐山雪花
井堂雅夫・画

2016年5月14日土曜日

雅堂より皆様へ


井堂雅夫は、20147月はじめ、強い胃の痛みを訴えて検査の結果、進行胃がんのステージ4で、他の臓器にも転移があり、手術はできず、あと半年から一年の命との宣告を受けました。

抗がん剤の入院治療の間も、時間がもったいないと、病室に仕事道具を持ちこんで絵を描き、副作用の手のしびれ、痛みと闘いながら気力を振り絞ってたくさんの作品を生み出し、昨年11月の京都文化博物館での展覧会で、多くの方々に作品をご覧いただき、望みを叶えることができました。その後も1年10か月の闘病の間、最後まで筆を離すことなく描き続けて4月23日、70歳と5か月の生涯を閉じました。



美術大学を卒業したわけでもなく、画壇と呼ばれるものに属すこともなかった井堂雅夫でしたが、だからこそ何にも縛られることなく自由に、そして身軽に独自の技法や道具を使って作品を生み出すことができました。国内外の各地からお誘いをいただいて個展を開き、日本の伝統芸術を次代に繋げたいと発表を続けて来られたことは、本人の生き方にとても合っていたように思います。



70年にわたる人生のすべてを、「絵を描くこと」だけで表現してきたこと、自分の信じる道を一生懸命走り続けてきた姿は、絵が大好きで、みんなで一緒に何かに夢中になり、にぎやかなことが大好きだった子供のころの無邪気な姿と何も変わらず、いつも楽しげに未来の夢を語り、エネルギーにあふれ、周りにまで元気を与えてくれた存在でした。



振り返れば、井堂雅夫は、常に多くの人たちに支えられてきました。

日本をはじめ、世界中の、のべ10万人を超えるであろうコレクターの皆様、井堂雅夫の活動をさまざまな形で支え、広めて下さった、たくさんの応援者、友人のみなさま、そして彫り師・摺り師、そのほか今までに井堂雅夫が出会い、ご縁をいただいたすべての方々に、一同、心から厚くお礼申し上げます。



このブログの更新はできなくなりましたが、金閣寺のギャラリーでは今までと変わらず作品をご覧いただけます。

皆様にはこれからも作品に会いにおいでいただければ幸いでございます。



井堂雅夫は本当に幸せでした。



みなさま、本当にありがとうございました。



 井堂雅夫 自彫・自摺 「極楽浄土」1981年製作

2016年1月9日土曜日

謹賀新年

2016年 松尾大社 新春大絵馬 申 井堂雅夫・画

あけましておめでとうございます!

昨年は琳派展やギャラリーへたくさんの方にご来場いただき、パワーをいただきました。
本年もよろしくお願いいたします。

2015年11月12日木曜日

告知 NHKテレビ出演

本日、11月12日(木)ニュース630 京いちにちに出演いたします。
よろしくお願いいたします!

展覧会開催中


京都文化博物館にて、15日(日)まで開催中です。
よろしくお願いいたします!

2015年11月6日金曜日

告知  テレビ出演 11月6日夜9時~KBS京都テレビ

本日、11月6日(金)夜9時からKBS京都で放送される「京biz」という番組に井堂雅夫が生出演させていただきます。

内容は11月8日(日)から京都文化博物館で開催する展覧会「井堂雅夫 琳派を画く」の特集をしていただくことになっております。

KBS京都テレビをご視聴可能な方は是非ご覧ください!





2015年10月27日火曜日

告知 展覧会

本日10月27日~11月28日まで、グランヴィアホテル京都のロビーにて作品を展示させていただいております。
今回の展示は木版画で統一されております。 
 






11月8日~15日は京都文化博物館にて「井堂雅夫 琳派を画く」を同時開催。
琳派にちなんだ直筆作品を中心に300点近く出展いたします。




もちろんギャラリー雅堂も回廊しております!



ご来場、お待ちしております。

2015年10月7日水曜日

告知 極上の京都

井堂雅夫出演 「極上の京都」が10月15日21時半からKBS京都放送にて再放送されます。


ぜひともご覧ください!




http://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/goku/

2015年8月26日水曜日

告知 井堂雅夫 大琳派展

11月に開催させていただきます「井堂雅夫 大琳派展」の情報です。
様々なかたちで表現してきた、私なりの琳派を皆さんに楽しんでいただければと思っております!


宜しくお願いいたします。

井堂雅夫 大琳派展

こんにちは。

暑さも幾分か落ち着いて制作もしやすくなりました。

11月8日~15日まで、京都文化博物館にて「井堂雅夫 大琳派展」を開催させていただきます。
詳しくはまた発表いたします。



六曲屏風と格闘中です。

2015年6月23日火曜日

制作中

 お久しぶりです!

秋に開催する大きな展覧会にむけて制作中です。

暑さに体力を奪われながらも、楽しく描けております。

皆さんに見ていただく事を楽しみにしております!




2015年4月18日土曜日

こどもスケッチ教室

暖かくなりましたね。

先日、歴史回廊が主催をする「こどもスケッチ教室」がありました。



子供たちはみな頑張って描いていました。








お寺の建物は複雑な造りなので、途中で投げ出しそうになる子もいましたが、建物を描く時のちょっとしたポイントを伝えると最後までがんばって描けました。

 私も秋に予定している展示会に向けて、がんばって楽しんで描きます!

2015年1月19日月曜日

松尾大社へお参り


1月16日、やっとお参りに来ることができました。


子供達も喜んでくれているとお聞きしました。良かったです。


昼からはある所で制作のための スケッチと取材。


京都の町が一望できました。
スケッチはそれそのものよりも、その場の空気感を掴むことを大事にしています。

それではまた。

2015年1月7日水曜日

謹賀新年

皆様、明けましておめでとうございます。

年始からどんどん描いておりまして、今年はまだ松尾大社にお参りできておりません。





 
松尾大社 平成27年 未 大絵馬


今回も子供達にも喜んでもらえるように考えてデザインしました。

大絵馬は一月いっぱいまで飾られています。


今年は面白い展示会を計画しております。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。





2014年11月20日木曜日

花巻文化村 ギャラリー、アトリエのご紹介




私のもう一つのアトリエがある、ふるさと岩手県の花巻文化村が来年の4月にリニューアルする予定です。
現在その準備を進めております。




  杜のギャラリー 勇作殿・青雲庵

築200年の母屋である勇作殿・青雲庵をギャラリー兼アトリエとし、自然の中、なつかしい民家でごゆっくりとしていただき、私が在村のときには、皆様と交流できる場所にしたいと思っております。

只今準備中となっておりますが、毎週土日は10時~16時まで開村しています。
どうぞお気軽にお越しくださいね。
 




はなれにあったアトリエを母屋に移しました。

 囲炉裏


展示



お待ちしております。

花巻文化村 〠025-0004 岩手県花巻市葛8-283-1

2014年10月11日土曜日

陸前高田・普門寺

 陸前高田にある、普門寺さんへ行ってまいりました。

震災直後から市と協力し身元が分からない遺骨を預かり供養されてこられました。


 




本当に美しいお寺で、その場でスケッチを始めたくなりましたが、今回は奉納式に出席するため写真をたくさん撮っておきました。


故郷である東北を思い、描いた作品を普門寺さんに所蔵していただきました。
奉納式の詳しい内容は11月発行のギャラリーニュースに掲載されます。


ギャラリーニュースの購読希望は、雅堂までお願いします。






 

2014年8月30日土曜日

画業40周年記念展 盛岡カワトク百貨店


8月15日~20日まで、盛岡の川徳百貨店にて画業40周年記念展を開催しました。

 故郷、岩手で画業40周年記念展を開催することは、私にとってとても意味のあることであり、目標でもありました。





京都で開催した時と同様、京風景から宇宙絵画まで、木版画と肉筆画をあわせて約300点を展示しました。







15歳の頃、両親の事情により岩手を離れ京都へ向かう汽車の中で、「必ず岩手に帰ってくる」と心に誓った事を思い出します。

しかし京都で出会った素晴らしい伝統の美は、私を絵の世界へ導き、絵描きとして活動させていただく事で、常に故郷とつながってこられた事を感じます。

全てに感謝し、これからも描いていきたいと思います!









2014年7月29日火曜日

お久しぶりです。


以前、妙満寺で行ったスケッチをもとに50号の肉筆画が完成しました。




井堂家の先祖が眠るお寺に、作品を奉納させていただく事は私の目標でありました。

亡くした母や兄、ご先祖様の事も想いながら描きました。

山門から仏舎利塔と本堂が一望できる構図です。

妙満寺は見どころがたくさんありますが 、私は山門をくぐったときの解放感が大好きで、素直な気持ちでこの構図を選びました。

光栄なことに特別来賓室に飾っていただきました。


           
猊下や皆様にも喜んでいただき、大変嬉しく思っております。


2014年4月30日水曜日

壬生狂言

京都の壬生寺では、国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の春公演が始まっています。


鎌倉時代より伝承される壬生狂言は、日本の伝統文化の継承が困難になりつつある中で、今日まで伝えられている民衆に根差した素晴らしい文化であります。



公演初日、その文化に尊敬の意味をこめて肉筆で描いた壬生狂言の人気演目である「炮烙割り」「土蜘蛛」を壬生寺に奉納させていただきました。

奉納式では貫主様にいろいろとありがたいお言葉をかけていただき恐縮いたしました。

壬生狂言とおなじく大衆に根差した伝統芸術である木版画に長い間携わってきた私としましては、壬生狂言の世界を木版画の技術でも表現してみたいと思っております。

奉納作品は5月1日から6日まで壬生寺で公開していただけるそうです。

2014年4月15日火曜日

春のスケッチ

こんにちは。
やっと暖かくなってきましたね。

昨日はとても天気が良かったので 、スケッチに出かけました。




場所は京都市左京区の妙満寺です。

井堂家のご先祖様もここに眠っております。 

雪の庭や仏舎利大塔などが有名な本当に美しいお寺です。

 


山門をくぐった時の解放感に心が癒されます。



比叡山と仏舎利大塔




絶好のスケッチ日和でした。

さて、創作意欲が湧いてきました!